独身貴族のブログ

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#19 不動産探検記:ミャンマー2

現地について感じたのは、とにかく未開発具合が凄い、ということです。タイやベトナムとは比較になりません。路上を見渡すと、発展途上国というより、むしろ発展すらはじまっていない国かのような印象を受けました(もちろん実際のGDPなどを見ればその発展は凄まじいのでしょうが)。タクシー(エアコンつけるとお金かかるよ、イヤだったら窓開けてねパターン)でなんとか小路地にある不動産屋さんにたどり着き、出されたお茶を飲みながらしばし待ちました(やっぱりここもエアコンきいてない!暑い!)

紹介してくれたのは中心部から車で40-50分のコンドミニアム1件のみでしたが、そこでは10部屋近くを見学させてくれました。聞くところによると、中心部は既に古い小さなアパートや戸建てが密集しており、大規模なコンドミニアムの開発は郊外中心に進んでいるとのこと。確かに中心部で周りを見渡してみると建物の密集具合は半端ではないし、加えて高層ビルは少なく、その説明にも納得しました。

そのコンドミニアムには複数棟が存在し(そのなかの幾つかは竣工済)、すべて完成すればそれこそ何千部屋のマンモスマンションとなる様相でした。最安値は棟にもよりますが1LDKで日本円換算700-800万円ほど。上記の不動産屋さんによると、価格は2-3年前に比して既に2-3割上昇しているが、利回りは今でも10%は恐らくいけるだろう(しかし、郊外のマンションなんて過去に殆ど前例がなく正確な家賃は分からない様子)とのこと。ただ個人的には、中心部から1時間近く離れたところにこんな巨大なマンションを建設して、果たして肝心の賃貸付けが上手くいくのかというところが懸念されました。このコンドミニアムのセールスポイントとしては、一応近くに外国人滞在者もよく勤務するビジネス地帯があるとのことでしたが。

また前回書いた通り、現地在住の日本人の方にもお会いし話を伺いました。彼の第一声としては「ミャンマーは家賃が高い!それでいてクオリティーが悪い!」でした。国全体として生活環境が未だ良くない上に、外国人居住用不動産の開発が進んでいないので、質のわりに家賃が大幅に高いそうです。それを聞くにつけ、外国人用不動産投資には妙味があるのかもと思いつつ、そんなに家賃が割高な国で上記の利回り10%というのは果たして魅力的なのかどうなのか、と考えてしまいました。なるほど、僕も視察前にミャンマーのホテルは質が良くない旨を聞いていて、比較的高額なホテル(某日系航空会社のCAさんが沢山いました...が僕は何もしてません)に滞在したのですが、それでも水回りなど満足できるものではなかったです。

シンガポールに帰ってからも上記の不動産屋さんと色々話し合ったのですが、どうやらどんな手をつかっても個人での不動産所有はその時点では不可能のようでした。よって今回は、少なくとも見分を広げられたと自分を納得させ、ミャンマーの不動産はパスということにしました。